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IT-VTA-06をオススメする理由と注意してもらいたい点
2024-01-15
IT-VTA-06
IT-VTA-06
エレベーション最大時
エレベーション最大時
エレベーション最低時
エレベーション最低時
こんにちは。

今回はIT-VTA-06使用時の注意点を紹介しようと思います。

通常イケダのトーンアームを設置するときはトーンアームに付属するナットとワッシャーを用いてプレイヤーに回転台を取り付け、
トーンアームのシャフトをアームベース内に挿入して外からネジで固定するのが一般的です。
この場合シャフトを固定する高さがイマイチですと、もう一度シャフトを外して
ミリ単位で調整していくのですが、調整したことがある方はわかると思いますがこれが非常に大変な作業です。
イケダのトーンアームには目盛板がついていて2mm単位で目星をつける事ができるのですが、
それでも細かい調整となるとトーンアームを付けたり外したりを繰り返さなければなりません。

IT-VTA-06はとても優秀なトーンアームエレベーションです。理由のひとつ目が設置が大変簡単だということです。
最初の工程は通常と同じくIT-VTA-06に付属するナットとワッシャーを使用して固定します。
その次にトーンアームのシャフトをIT-VTA-06のエレベーション部に挿入して固定するのですが
ここで最初に一番上までエレベーション部を上げておきまして、ネジで固定。
その後ツマミを回すだけで最大10mmほど下げることが出来ます。
もちろん最初のセッティングであまりにもトーンアームを高く設置しましたらもう一度シャフト部を入れ直さなければなりませんが
それでも通常イケダトーンアームに付属している回転台より簡単に設置できることでしょう。

次の理由がとても大事なのですがこちらIT-VTA-06はレコード演奏時に高さを調整することが出来ます。
IT-VTA-06は非常に繊細なエレベーション機構を持っていまして、上下幅10mmの中ツマミで自由に調整することが出来ます。
つまり1mm単位どころかお客様のツマミの動かし方で無制限で調整することができます。
レコードを聴きながらトーンアーム・・・針の水平をシビアに調整できるのでお客様の持っているシステムの魅力を最大限に発揮できることでしょう。

ただし、繊細故に非常に注意してもらいたい点がございます。
とても大事なことなのですが、ツマミを動かして一番上と一番下に届いた際はそれ以上力をかけないでください。
ここで力をかけすぎますと中の構造上かみ合いが悪くなり動かなくなる恐れがあります。
そうなってしまいますと内部を分解して組み立て直さなければなりません。もちろん私達の元で修理することになります。
なので一番上と一番下を写真に載せておきますのでこれ以上は力をかけないように気を付けてもらえますと
この優秀なトーンアームエレベーションの力を発揮し続けることができて、
お客様のアナログオーディオライフが永遠と輝き続ける事でしょう。

このように今後はIKEDA Sound Labs.の製品の魅力や使用時の注意点をホームページに載せていくよう努めていきますので
記事が載りましたら一読していただきますと幸いです。

筆 IKEDA Sound Labs.ホームページ担当